[匂い日記] 樅の木 vs 沈香

前出の作家 Kenji Yamada くんと、そのアトリエ・コンプレックスで会った縁のある人たちを、おうちディナーにご招待しました。

ワインが回ってホロ酔いのころ、香を焚きました。灰をまき散らしながらだったので、まだ経験が浅いのがバレバレですが。



まずは沈香。



次に、この作家の展示からちょっと拝借して来たクリスマスツリー、樅の木を焚きます。





オランダ人のコメント:
「沈香はすごくエギゾチックで、いろんなレイヤーの匂いが乗ってるけど、樅の木はすごくヨーロピアンなイメージ。しかもフラットな木の匂い。」

伝統的には、クリスマスの後に樅の木を燃やすのには、厄除けの意味があったとか。ヨーロピアンなら誰でもきっと、いつかどこかで樅の木が燃える香りを嗅いだことがあるんでしょうね。

ところで「燃やして厄除け」という考え方は古今東西共通するものなのでしょうか。

それにしても。香るときはみんないい顔をしているな。

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