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1月, 2012の投稿を表示しています

NEWSLETTER 2012.01.10.

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NEWSLETTER 2012.01.10. Dear Friends,
Wishing you a happy, healthy, and inspiring year for you!   
Here I would like to update you myself of the period fall 2010 -  2011.


みなさま
昨年は大変お世話になりました。今年も、どうぞよろしくお願い致します。幸せで、健康で、インスピレーションに満ちた一年を願っています。
最近ずっとアドレス帳の整理・統合に追われていたため、newsletter もめっきりご無沙汰してしまいました。ここにまとめて2010年秋〜2011年のご報告をいたします。




"SMELL LISTENING" workshop (Nov. 2010)"[]りを[]" ワークショップ (2010.11.)








photos: Lucia Guglielmetti
A WORKSHOP INSPIRED BY THE JAPANESE TRADITIONAL FORM OF ARTS, KOHDO Smell as if you listen! Kõdõ, one of the three classical Japanese arts as tea ceremony, is a gathering of appreciating incense and sharing emotions and imaginations with the people living in different time and space. A Japanese olfactory artist Maki Uedaholds her original and artistic Kõdõ ceremo…

El Bulli 〜世界一予約のとれないレストラン〜

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世界中のシェフに多大な影響を与える、フェラン・アドリアとそのレストラン、El Bulli のドキュメンタリー映画です。









嗅覚が私の領域ですが、味覚もご近所さんなので、このレストランの動向は見守ってきました。しかし料理のライブ感やスタッフの緊張感は、本ではなかなか伝わりませんね。この映画はそれを写実的に伝えてくれます。


フェラン・アドリアが、蛍光色に光るキャンディを舐める暗闇シーンで幕が開きます。(この蛍光原材料が「日本の魚」から作られるらしいのですが、いったいなんでしょうね。)


「客がうちのレストランに求めるのは、オドロキだ! 楽しさだ! 味はその次。」と、何度もスタッフに伝えるフェラン・アドリア。情熱的で、お茶目で、憎めないキャラです。


このレストランは、バルセロナから車で2時間ほどの美しい海辺にあります。1年の半分のみオープンしており、残り半分をメニュー開発の R&Dに費やすのが El Bulli スタイル。




El Bulli 営業時には50人以上のシェフがいますが、ブレーンはほんの3人。「その他大勢」のシェフ達は、そのシーズンだけ雇われた見習いシェフがほとんど。
メニュー開発をするのは、まさにこのブレーンの3人。お互いにアイディアを出し合い、素材を検証し、メニューを開発していきます。その結果に対して、「むしろこの素材の方が良い」などのアイディアを出したり、批評したり、ダメ出ししたり、そういうプロデューサー的な立場に立つのが、フェラン・アドリア。



映画を見てわかったことなのですが、開発の鍵を握っているツールが、なんとPC。たとえば、テーマが「柿」だとします。「質感はドライ・トマトみたい」「中に種が入っている」などなど、写真付きで、スタッフが観察レポートを作っていきます。そして、「パルメザン・チーズと組み合わせると、良かった」「ソースを作ってみた」などの、ちょっとしたアレンジの結果なども同時に残しておく。


スタッフがこの記録を無くしてしまった事件がありました。紙にはプリントしていたので、ハードコピーは守られている、というのがスタッフの主張でしたが、フェランは怒鳴りました。「紙では意味がない!」いかにプロセスのデータ化を大事にしているかがうかがえます。膨大な量の実験記録を残しておけば、あとからいつでも検索でき、適宜修正し、応用できるからです。それは、科学者のマインドに近い…