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Invisible White / 白い闇

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白い闇 / Invisible White(パヴィリオン / Pavilion )
ヨコミゾマコト(建築家) + MAKI UEDA(嗅覚のアーティスト) Makoto Yokomizo (architect) + MAKI UEDA (olfactory artist)


Photo: Motoko Kamata

■開催期間: 2013年7月23日(火)~8月9日(金)10:00~18:00 (7月28日、8月3、4日は休館)

■会場: オカムラ ガーデンコートショールーム 〒102-0094東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ・ガーデンコート3F   Tel : 03-5276-2001

■シンポジウム:
「知覚と空間」2013年7月27日(土)15:30~17:30 (定員80名)パネラー:ヨコミゾマコト + MAKI UEDA、 アンカーマン=川向正人

■ワークショップ:
 「嗅覚と空間認識〜犬のように空間を探る〜」2013年7月27日(土)13:00〜15:00(事前予約制:先着15名)(シンポジウム・ワークショップは今週末です。席に限りがありますので、ご予約・お問い合わせをお勧めします。最新情報はtwitterをご覧下さい。)

■ギャラリートーク:

アーティスト達と匂いや建築、空間や知覚について語らう場。2013年7月24日(水)、8月2日(金)、5日(月)、8日(木)19:00〜21:00(私も会場にいます。開館時間が基本オフィスアワーなので、平日夜にみなさんが来やすいように、このような機会を設けました。)

■参加申込・お問い合わせ先:株式会社 岡村製作所 [お客様サービスセンター] フリーダイヤル0120-81-906

■入場料: 無料(展示、シンポジウム共)

■主催: 株式会社 岡村製作所

■後援: 日本建築家協会、日本建築美術工芸協会、東京インテリアプランナー協会/協力: 株式会社山本香料

■WEB: http://iwhite.nu/(イベント等の最新情報や予約情報の配信を行う) 

■twitter: @invisiblewhite 

■facebook: facebook.com/invisiblewhite

■「白い闇」に向けて   ヨコミゾマコト

この展覧会では、私が憧憬する無限に広がる境界のない空間をつ くってみ…

「白い闇」コンセプト

白い闇 www.iwhite.nu

「白い闇」に向けて               ヨコミゾマコト
この展覧会では、私が憧憬する無限に広がる境界のない空間をつ くってみたいと考えています。そもそも有限なこの地球上に、無限に 広がる空間をつくり出すなど土台無理な話です。しかし、物理的には不可能でも、人の持つ感性と想像力に頼れば可能かもしれません。そこで、嗅覚のアーティスト MAKI UEDA さんに参加して頂く ことにしました。形によって空間と時間をデザインする建築家と、形 がないもので空間と時間をデザインする嗅覚のアーティストとのコラ ボレーションです。
想定されるのは、白いだけのまったく何もない空間です。しかしそこ は、とても静かで豊かな空間です。嗅覚と聴覚が研ぎすまされます。 視覚は役に立たないからです。匂いは日常に溢れているものながら、 未解明の部分が多いようです。嗅覚は、視覚や聴覚に比べて、原始 的かつ直感的であり、記憶に直結しているとも言われています。その 嗅覚に刺激を与えることで、人のもつ無限の感性と想像力を活性化 させたいと考えています。
www.aatplus.com


インスタレーションを楽しんでいただくために MAKI UEDA
みずからを匂いに委ね、嗅覚を頼りに空間を歩いてみてください。匂 いが空間をナビゲートしてくれます。普段は主に視覚が使われます が、この空間では嗅覚が主役です。
独りで入っている時は、目をつむり、手探りしてもよいでしょう。つま ずくモノもありません。たとえば犬のように、四つん這いになって右に 左にクンクンするのはどうでしょう。
この空間には、三つの匂いを使って、目には見えない「立体画」を描 きました。あたかもRGB(赤緑青)の三原色がモニター上で鮮やか な映像を映し出すかのように。この空間は、匂いの色彩で満たされ ています。どことして同じ色は存在しません。
香り自体に意味はありません。そこに意味づけを与えるのは、みなさ んの経験や体験です。香りはすべて、ニュートラル。主役は、みなさん の「嗅覚の可能性」です。
www.ueda.nl


「白い闇」プレス・リリース

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来週から始まる「白い闇」のプレス・リリースです。オープニング・レセプションは関係者の招待制です。もしアート方面(あるいは香り方面)の方々で、いらっしゃれる方は私にご連絡ください。





オカムラデザインスペースR 11回企画展 タイトル「白い闇」 企画主旨: オカムラデザインスペース(ODS-R)は、毎年1回の企画展として「建築家と建築以外の領域の表現者との協働」を基本コンセプトに、一人の建築家を選び、「いま最も関心があって、挑戦してみたい空間・風景の創出」をお願いしてきました。但し目指すのは、建築家の個展ではなく、建築家ともう一人の表現者が協働することで初めて可能になる新しい空間・風景づくりです。 そのODS-Rも今年で11年目になり、建築家のヨコミゾマコト氏、そして協働者にMaki Ueda氏を迎えます。昨年の12月から毎月1回の打ち合わせを重ねて、タイトルは「白い闇」と決まりました。  通常、建築家の仕事は空間をつくることですが、それは同時に空間の境界をつくることでもあります。境界が存在することによって、その内側のモノや状況がある状態に保たれ、他と区別され、守られます。空間を扱う職業である建築家は日々、その境界のあり様を考え続けていると言えます。あるいはまた、境界ができれば、閉じられた有限な領域が発生しますから、建築家は、有限な領域をつくり続けているとも言えます。 ODS-Rで試みられるのは、建築家にとっても、おそらく一般の人々にとっても、このような日常とは真逆に位置する、「無限に広がる境界のない空間」の創出です。広大な宇宙のように無限に広がる空間をつくってみたい。たとえ、物理的には不可能であっても、人の感性と想像力によってそれを可能にしたい。この不可能を可能にするために、ヨコミゾ氏と、嗅覚のアーティストUeda氏が協働します。ヨコミゾ氏の説明によれば、「形によって空間と時間をデザインする建築家と、形がないもので空間と時間をデザインする嗅覚のアーティストとのコラボレーション」です。  白いだけのまったく何もない空間。静かで豊かな空間ですが、そこは、視覚によって意味を読み取れるものが何も存在せず、それがゆえに自ずと嗅覚と聴覚が研ぎ澄まされます。嗅覚がかすかに捉える何か。匂いは日常世界に溢れていますが、私たちは、「ああ、これは何々の匂いだ」と単純に理解して済ませる傾向があります。実…

主役は、香りではなく、嗅覚なのです 〜「白い闇」制作の舞台裏〜

私は今回制作にあたり、「記憶」という言葉を一切使わないように気をつけました。匂い香りはとかく、「記憶に直接働きかける」ことから、「みんなの記憶のスイッチを入れるような作品を!」といったドラマチックな期待をかけられがちなのです。 むしろそれを売りにして作る事は簡単です。共感を集めやすいですしね。「匂いで、あなたの昔の彼を思い出させましょう」的な作品を作ったら、それはそれはポピュラーな展示になるでしょうね・・・(^^) でも、そういうイージーなことは嫌う、ヒネクレモノなのです、わたしは。 香りのアートを始めたてのときは、そんな作品を発表したりもしていました。「日本の匂い」シリーズを作り、私の個人的な記憶を香りで表現したり。香りを使い始めのアーティストは例外なく、このテーマにハマります(笑) でも厳密にいえば、私の記憶のスイッチは、みんなの記憶のスイッチとは違う。たとえば私が「祖母の家の香りが好き」といったところで、みなさんの頭の中に浮かぶおばあさんの家の香りは、それぞれ違いますよね。 作品としてはあまりに一方通行のように思え、ある時から「記憶」をテーマにしたり、作品でそう謳ったりすることはやめました。 そのかわり、「嗅覚の可能性」を追求するようになりました。たとえば来場者に、ふだん使わないような嗅覚の使い方をさせてみたり。「あれ、じぶんの嗅覚って、こんなんだったんだ」と思わせるような展示を目指しています。 つまり、私の展示では、香り自体に意味を与えません。香りはすべて、ニュートラルです。そこに意味づけを与えるのは、個々人の経験や体験です。主役は、香りではなく、あくまで嗅覚なのです。

新パゥィリオン "白い闇" 自家製ディフューザー運用実験

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日々暑い中、灼熱の作業場にて、ときどきシエスタしながら、宵にはビール片手に、運用実験しています。
今日は爽やかなブラジリアン・オレンジをメインに。
でも暑いから香りもすぐ飛んでしまう… 困ったことだ。
と同時に、次の展示の企画書書いたりと、あいかわらずマルチタスクな一日。