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梅雨は梅干しを仕込むとき

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梅雨ですね。

週末は、梅干しを漬けました。いまちょうど南高梅のシーズンなのです。

完熟の南高梅は、プラムとほとんど同じ香りです。桃にも似ています。すべて仲間ですものね。熟れた梅の香りが部屋中に広がり、それがまたすごく魅力的。漬けてしまうのがもったいなくなってしまうほど。



memo: 南高梅2kg 塩 300g 蜂蜜 80ml, 焼酎 50ml
赤じそ一束



むかしの生活であれば、梅干しを漬けるなんて、どこの家庭でもこの時期にみられた光景なのかも。いまはどこかの工場でまとめて作られるのでしょうけどね。でも、家庭で漬けないなんて、この芳醇な香りを楽しまないなんて、もったいない! 

パンもそうです。私はパンの香りが嗅ぎたくてパンを焼く人ですが、そのため外で焼かれたパンを買って来るなんて、匂いを取られたカスにわざわざお金を出すようで、もったいない・・・とつい思ってしまうんです (^^;)。



梅を漬けて翌々日、水も上がって来たので赤紫蘇を漬け込みます。塩もみしたとたんに紫蘇の良い香りが・・・。浸透圧によって香りが出て来たのでしょうね〜。



赤紫蘇を漬けた翌日。色が少しずつ降りて来て、綺麗です。

このまま梅雨明けまで置いておき、土用の天気の良い日に3日間ほど乾かすのだそうです。これぞ伝統の知恵。漬け方のレシピも、「X日間漬けろ」ではなく、「暦に従え」というんですね。

赤紫蘇の方は、干して刻めば、「ゆかり」になります。楽しみ。

そういえば、梅雨(つゆ)って、梅の雨と書きますよね。梅干しと関係あるのかな?

・・・と思って調べてみました↓ 諸説ありますが、梅が熟す時期であることからくる感覚的な表現のようですね。
http://www.gogen-allguide.com/tu/tsuyu.html




ウィスキー・メーカーの情熱 〜 DALMORE CONSTELLATION COLLECTION 〜

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最近の私は、日本に住み、ときどきヨーロッパに仕事や家族サービスのために向かうという日々なので、飛行距離も半端ではありません。 

しかし、住んでいるのが成田に近いこともあり、欧州便に乗るのもなんとなく新幹線で京都に行くのと同じような感覚です。まったく知らないの日本のどこかに行くよりは、オランダに行く方が、意識の上ではずっと近いのかも。 

安い経由便を使うので、ヨーロッパのいろんな空港を通るのですが、先日はロンドンのヒースロー空港で乗り換えでした。ヒースロー空港のターミナル5は、ブリティッシュ・エアウェーズと大英帝国が誇る最新型ターミナルです。(といっても、セキュリティ・チェックが強いというだけのことなんですけどね。)

まるでショッピングモールみたいなそのターミナルは、あんまりブランドものに興味がない私には落ち着かない場所なのですが、吸い寄せられるようにたどり着いたのは・・・



ウィスキーには反応しないけど、瓶には反応する私です。
「ご自由に瓶を開けて、匂いを嗅いでください」と店員さん。
そのとおり、匂いをひとつひとつチェックしていきます。



よーくみると、プレートに

NUTS
CHOCOLATE
VANILLA

などの、キーワードが。

その下に、1981 などの年号が。

つまり、ウィスキーに含まれる芳香成分の特性を、分解し、単体で嗅げるようにした・・・そういう展示です。そして、その芳香成分を特性としてよく含む年号のウィスキーを記している、というわけです。

私の作品にも、CHANEL NO. 5を分解した作品がありますので、DALMOREのウィスキーにはそれほど興味がなかったのですが、おもわずむさぼるように嗅ぎ回ってしまいました。



その後、DALMORE の商品のなかでも特にビンテージものといわれるもののトータルな香りを嗅いでみます。



すると、明らかに「これはバニラっぽい」とか、「これはシガーっぽい」などの分析ができるようになっているのです。みごとな嗅覚教育です。

さて、この展示がなんだったかというと、つまるところ、1964-1992のシングル・キャスクのウィスキーを、「CONSTELLATION(星座)」コレクションとして展示しているんですね。純粋な体験型展示であり、期間限定のようです。

「ここで、これを売っているんですか?」と聞くと、とんでもない、という顔をされ、

嗅覚ゲーム"Bliff" by オグザリス・アッティンドリヤンティ

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ちょっと前の話になりますが、私の教え子のひとりがライデン大学の修士プロジェクトとして嗅覚ゲームを作成しました。ひじょうにユニークな試みですのでここにご紹介します。

最近は修士論文を書いている学生さんからのインタビューを、世界中(日本以外 苦笑)から受けることが多いです。嗅覚のアートにたいする関心が急速に高まっているのを感じます。


Cited from:
http://images.oxalis.multiply.com/photos/album/336/bliff_making_and_testing_the_olfactory_board_game


[bliff] making and testing the olfactory board gameMar 6, '11 9:42 PM
for everyone
“Bliff” is an olfactory board game in which players’ olfaction (sense of smell) is the only sense required for them to advance through the game. Players are given various challenges regarding their sense of smell, and their ability to answer these challenges will be rewarded with certain number of moves. The design of the board game was inspired by existing traditional board games such as Chinese Checkers and Ludo, based on the facts that these games are already familiar to people in general and its simplicity enables players to play the game without learning many rules. This consideration was also taken because olfactory games a…