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7月, 2008の投稿を表示しています

Electric Eclectics Festival

明日から魔女の研究室がカナダに出張です。怪しげな実験器具をスーツケースに詰め詰めしている最中です。こんなもん持って行って、税関とかイミグレでテロリストに間違われないんでしょうか。ともかく、以下カナダのフェスティバルでやることの詳細です。

Electric-Eclectics Festival, カナダ・ミーフォード, 2008.08.01.-03.

Aromatic Journey #3 Canada
Maki Ueda

[content]
Maki Ueda will research and find interesting local scents, and extract them on-site. The goal is to find the local and original scents; the scent of daily life, food, drinks, materials, persons, and environment. Because of the evaporating character of the smell molecules, scents cannot be
preserved very long, and therefore it's preferable to work local. Maki Ueda has been making a series of the perfume works under the name “Aromatic Journey” (http://www.ueda.nl/aromatic_journey1). These works focus on the local, extraordinary scents. The local culture is being explored and experienced by means of scent. The results are not a perfume to wear, but to smell and trigger one's imagination.

[extraction during the festival]
Maki Ueda will extract the scents of the …

upcming events

8月〜9月の展覧会/イベント案内です。

Electric-Eclectics Festival, カナダ・ミーフォード 2008.08.01-03.
フェスティバル期間中にコンテイナーの中にミニ実験室を特設し、「カナダの匂い」を抽出、エッセンス・シリーズを制作。

Drop a line (performance), Kaaitheater, ベルギー・ブリュッセル2008.08.30-31.
2007年9月にscent artist として参加したパフォーマンスの再演。

Camera Japan Festival, Roodkapje, オランダ・ロッテルダム, 2008.09.12. - 2008.10.26.
匂いのインスタレーション展示。

Media art event, Garaj, トルコ・イスタンブール, 2008.09.20. トーク2008.09.21.
フェイクの「体臭」をつくるパフォーマンス。


胡椒

胡椒。それは台所に欠かせない、最もよく使われる香辛料ではないでしょうか。よく行くオーガニック・スーパー De Groene Passage の季刊誌に、胡椒に関する興味深い特集記事がありました。オランダ語から翻訳してここに引用します。

オランダの言い回しと台所から分ち難い、胡椒というもの
- Iemand iets inpeperen... Een gepeperde rekening ... Dat is peperduur...-

当時まだかつて未知のものだった香辛料を追い求めるため、出生地のベネチアを発ったのは、冒険家マルコ・ポーロだった。列強国がそれらを争うようになったのはその後間もなくのことで、不公平な競争の歴史が始まることになる。ポルトガル・英国・オランダ・フランスは、時に傭兵を使いながら、お互いの交易に干渉し合った。巨大な富を稼ぐためである。胡椒は単なる実であるだけでなく、「peperduur(胡椒のように高い)」という言い回しさえ生まれるほど高価なものであった。

黒・白・緑・赤
胡椒には大きく3つの種類が存在する。黒・白・緑である。赤い胡椒をよく見かけることがあるが、正確には胡椒ではない。ブラジルやモーリシャスによく植生する木の実である。
胡椒にはpiperineという非揮発性の成分が4.5〜5.5%含有されており、これがいわゆる胡椒の辛みを与える。そしてエッセンシャル・オイル成分が2%程度含有されており、胡椒を轢くときに香るのがこれである。その他、澱粉質(zetmeel)が大部分を占める。轢き具合が風味の決定打になるので、なるべく細かく轢いた方が料理に均等に配分されて良いとされている。

白胡椒
白胡椒は胡椒としての全体的な質を持ち合わせた、成熟した実である。世界でも最も質の高い白胡椒の産地は、インドネシアのバンカ地方である。気候の条件が揃えば、1年で2回の収穫を望むことができる。主な収穫時は7月・8月で、その合間の1月にも収穫がある。インドネシア産の白胡椒は世界のシェアの75%を占める。成熟した白胡椒の実は、5日〜7日間流水に浸されたあと、皮が洗い流され、白い実が現れる。

黒胡椒
黒胡椒は白胡椒・緑胡椒と同じ木の実のことを指す。黒胡椒の場合、皮は洗い流さず、発酵させる。そのため味は白胡椒に比べて力強い。インドが主な産地で、現地では白胡椒はめったに実用されないほどであ…

Stasi museum の体臭コレクション

イメージ
ベルリンを訪れた先週末、Stasi (旧東独国家警察)ミュージアムを訪れました。

かつて、展覧会 if there ever was のために創香した「Stasiに体臭を盗まれた、あるドイツ市民スザンナ・ブーデンの匂い」が、このミュージアムと少なからず関係があるためです。



Stasiによって集められた体臭コレクションです。Stasi は体臭を個人特定のツールとして、あたかも指紋のように使いました。容疑者の家に侵入し、匂いの染み付いた下着や服を盗んだりもしたといいます。









体臭コレクションに関する説明文です。残念ながらドイツ語なので、完全に解読するのは難しい。どなたか、ヘルプ・ミー。









容疑者を呼び出しては、この写真のような椅子に座らせて、尋問している間にこっそりと匂いを布に写し取っていたそうです。

他の展示も見ていきましょう。
閣議室。


通信部。


トイレ。


閑散としていて、表示も看板もない。
ミュージアムの入口を探すのに何周もしてしまったほど、わかりにくいのです。



Stasi ヘッド・クオーターは1番の建物。
他の建物も、全て関係省庁のようです。
冷たく威厳的な建物。
人々に畏怖の心を植え付けるためには効果的なビジュアルです。