[匂い日記] 正月の匂い(2)



香取神宮(千葉県佐原市)。参道の杉林の香りが境内へと誘ってくれる。






香取神宮の蝋梅(ロウバイ)は、まだ蕾。匂いが嗅げずに残念に思っていたところ、ちょうどこの数日後に福岡の人が蝋梅の花を持って来てくれた。爽やかな春、というよりはセクシーな春の匂い。






近所の公園に咲いていた山茶花(サザンカ)。これまで匂いなんてわざわざ嗅いだことはなかったし、どうせあまり匂いはしないだろうと思っていたところ、これがまたなんとバニラやトンカ・ビーンズのような甘い香りだった。







こちらの情熱的な色をした山茶花は、匂いも然り。ジャスミンやローズのような香り。日本の公園には、四季折々に匂いを発する花や木がたくさんある。古来より日本人は、自然の香りを愛でながら、四季の移り変わりを鼻で辿って来た。その独特な感性が、ここにこうして表われているように思う。



ここからは、日本の正月の匂いというよりは、わたし個人の体験した季節の匂いをご紹介します。





千葉県銚子市犬吠埼にて。引き潮になると、風と陽の光が岩海苔をすばやく乾燥させる。その過程で、美味しそうな磯の香りが辺りにまき散らされる。これは自然が仕組んだワナに違いない。思わず岩海苔を味見したくなった。








実家の近所の公園。子供のころ、よく放課後を過ごした場所。ここの土と、この埃の匂い、覚えてる。よく水を加えてドロドロにして、チョコレートとかいって遊んだから。






この公園には大きな銀杏の木もある。なので、秋から冬にかけてはギンナン臭い。ところでこのギンナンを食べようと家に持って帰ったら、季節が遅すぎたのか、芽が出かかっているものがあってちょっとビックリ。



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