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お知らせ - If there ever was

Hello friends,

I'm participating in a quite unique exhibition that only consists of the smells. It's about extinct and impossible smells.

What I've made for this exhibition was the scent of Stasi Smell Jar - the scent of a citizen of East Germany that was captured his/her body odor without being aware of it. You can view the extraction and composition process on the following page:
If There Ever Was

The catalogue comes out with the smells printed on it. Please read further information below about the exhibition and the catalogue.

Best,
Maki Ueda


If there ever was:

an exhibition of extinct and impossible smells


Opening: Tuesday, 29 April 6-8 pm
Artist talk: Tuesday, 29 April 5-6 pm
Draw What You Smell: Tuesday, 20 May 1-3 pm
Exhibition continues: 30 April – 6 June 2008

Artists include:

Kóan Jeff Baysa, Mark Buxton, Bertrand Duchaufour, Christoph Hornetz, Christophe Laudamiel, Patricia Millns, Steven Pearce, David Pybus - Scents of Time, Geza Schön, Sissel Tolaas, and Maki Ueda

Reg V…

The Body Odor as the Outer Skin (アウター・スキンとしての肌の匂い)

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アムステルダムをベースにしている、国際的にも著名なダンス・カンパニー EG | PC の依頼で、ダンサーの衣裳の匂いを抽出し、香水を作ることになりました。

Holland Festival で彼らが発表するのは、ダンテの神曲をテーマとしたパフォーマンス作品で、7人のダンサーがそれぞれ白あるいは黒の様々な素材のコスチュームをまとうのだそうです。

このお話しが来たとき、7人の汗の純粋な匂いを抽出しようと提案しました。そこでダンサーに香水をつけないように頼んだのですが、それでもボディ・ソープの匂いは肌からどうしても拭えないので、どうしたものかと悩みました。

そういえば私たちは日常、汗からくる体臭の他にも、その人がつける香水、そして衣服についた洗剤の香り、生地の素材など、これらが混ざりあった全体の匂いを「体臭」と認識しているのではないでしょうか。担当者であるコスチューム・デザイナーとそんな話しになりました。彼は、コスチュームを「アウター・スキン」とイメージして作っているのだそうです。それではこの全体の匂いを肌の匂いとして抽出してみようと、そういう方向性になりました。

ひょんなことでやってきた依頼と、彼らとのディスカッションが開いてくれた、新たな視野です。









やり直し

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先月作った「もしもこんな匂いがあったら」展用のフレグランス・オイルを、カタログ用にアメリカの印刷所がプリント(microencapsulation)したところ、匂いがまったく消えてしまったとの残念なニュースが。

テクニカル・リクワイアメントは守ったのに・・・先方もなぜだろう、と首をかしげる始末。

ひょっとしたら抽出濃度が弱すぎたのかもしれないので、またまた週末をかけて抽出作業と奮闘。こんどは常温ではなく70度〜80度で、しかも濃度を高くすることを試みました。









なにしろ、他の参加アーティストは既成の香料を配合するだけの作業なのでしょうが、私の場合その香料を作る作業も自分でやるので、一筋縄ではいきません。