苔の匂いの抽出実験(5) 銀苔、杉苔、山苔・・・

水曜日、ブリュッセルに打ち合わせに行きました。
今年は何かとブリュッセルに縁があります。日帰りの旅も慣れたもの。

今回のプロジェクトのメンバーと顔合わせ、打ち合わせをしました。
プロジェクトというのは実は、パフォーマンスのこと。
私がパフォーマンス? ビックリですよね。
でも、「パフォーマー」ではなく、「パフューマー」として、
匂いでの参加です。
すべてはそのための「苔の匂いの抽出」なのでした。

フラワー・デザイナーのさおりちゃんから苔をどっさりもらってきました。
彼女が山で採って来たという山苔と、
花屋さんから仕入れたというドライのもの数種類。







さっそく種類別に匂いを分析してみました。
乾いた苔は、ほとんど匂いがしません。
でも苔は海藻とその生態が似ていて、
水分を含ませるとまた元の姿に戻る性質があるようなので、
ドライのもの、ウェットのものと、わけて嗅いでみました。

[山苔]


先週私が抽出実験した苔が、この苔。

dry: ほとんど無臭
wet: キュウリ、きのこ(シャンピニョン)、少し塩っぱい、山/森の空気、少し海藻のような

[銀苔]



dry: 微かにリンゴのような匂い
wet: 爽やかな、甘酸っぱい匂い

[杉苔] polytrichum juniperium



dry: ほとんど無臭
wet: グリーン、野菜のような・・・苦瓜のような・・・

[アイスランド・モス] chondrus crispus



dry: 少しウッディ、ドライ、塩っぱい
wet: まるでオーク・モス・・・温もりがあり、ウッディ、少し塩っぱい、蜂蜜、森の中の散策


このアイスランド・モス。とても落ち着くいいにおいで、しかもオーク・モスとそっくり。
色こそ違うけど、形も似てるので、
同じ種類かと思ったのですが、調べてみると全然違うもののようです。
アイスランド・モス: chondrus crispus
オーク・モス: evernia prunastri vacuum

今日はアイスランド・モスをsoxhlet蒸留にかけてみました。
15:40 から回し続けること今で4時間経ちます。
結果はしばしお待ちを。





クリーム作りの環境整備のため、ミニ・クッキング台を仕入れました。
インターネットで70年代のものを発見。掘り出し物です。
横幅わずか40cmほどで、とても可愛い。
やることがなかったのだけど、どうしても使いたくなってしまい、とりあえず湯を湧かしてます。

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