じぶんの体臭ならではの、魅力的な香り

junkstage.com 2012年6月28日 投稿

みなさん、なぜ「梅雨(つゆ)」は「梅の雨」と書くかご存知ですか? いま、ちょうど梅が実をつける時期なのです。ちょうど南高梅などがスーパーに出回っています。私も今年は梅干し作りに初挑戦!と2袋買って、熟すまで置いておいたのです。

ところが、熟すなり、うっすらと黴が生え始めてくるんです。それだけ黴の生えやすいシーズンなのでしょうけど、 漬ける前の梅がこんなに貧弱だということにはちょっとビックリ。いわゆる「梅干し」は、お弁当にひとつ入れてお くと、それだけで防腐剤代わりになるのに・・・。梅は塩に漬けることで、じぶんが腐りにくくなるだけでなく、他も腐りにくくする強さを持つようになる。梅干しは、人類の貴重な発明ですよね。

石垣島でのキャンプ生活でも、梅干しは必需品でした。炊いた白米は通常、翌日までもたないものなのですが、梅干しを埋めておけば、なんとかもつのです。(カビる場合は、梅干しの周り数センチは無事でその周囲に生えます)すごい威力です。梅そのものや、一緒に漬け込む赤紫蘇の香りに、その秘密があるのではないか?と私は睨んでおります。香りには、リモートで黴菌を殺す力があるということは、精油などの研究でわかっていますしね。

しかし、香りには、殺菌作用だけではない何かがある。そう思ったのは、い草マットで寝始めてからです。友人が 「涼しく寝れるよ」と勧めてくれた100円ショップのい草マットを敷いて寝るようになってからは、蓄膿の調子がわりと良いのです。

私は花粉症が酷くなってから、ダニやハウスダストへのアレルギーを併発してしまったので、なるべく「ハウスダスト・フリー」目指して環境整備しています。しかし、布団から完全にダニを退治するなんて無理だし、寝るときはどうしても舞ってしまうし、鼻が発生源に近い。ところが、い草マットを敷いてからは、「すっきり感」があるんで す。気づくと起床時の鼻詰まりがない。

い草には、ハウスダストや黴を「不活性化」させる作用があるのではないか? と思ったのです。もしかしたら「マ イナスイオン」などというものと関係してるかもしれません。その先は、その道の方に説明を求めるとしましょう。寝苦しいこれからの季節、体感温度も涼しくなるし、何より森林のような爽快な香りで癒してくれる「い草」マット。たったの100円ですよ~。おすすめです。(追記:シルクのシーツも効きます。私は旅行にシルクの布一枚をスーツケースにしのばせたりします。)

さて。これから気温が上がってくるとみなさん気になるのが、「体臭」だと思います。ドラッグ・ストアにはズラッと消臭剤が並んでいますが、私は体臭を消すなんてもったいない!と思ってしまう派。それよりは、いかに「体臭」 を「魅力的な香り」に変えられるか。じぶんの体を使って日々実験をしております。(^^)

たとえば。サンダルウッド(白檀)などの精油を、無臭のさらっとしたオイル(ホホバなど)に混ぜて香油を作り、 それを腋などのニオイの気になるところに塗り込んだり。ヘア・オイルとしても使えますしね。もっとニオイの蒸れるところ(股下など)は、サンダルウッドじゃ効かないな、ローズかジャスミンを足そうかな、それとももっと動物的な香料(ホワイトムスク)にしようかな、など、試行錯誤をしています。

ローズの香りもジャスミンの香りも、「シベット」という猫の尿のようなニオイのする香料と組み合わせると、単体の時よりもずっと魅力的な香りになるものです。このように、 良い芳香と嫌な芳香は、組み合わせることにより、魅力がお互いに引き出される。この法則を覚えておけば、十分です。

あとは相性なので、いろいろ組み合わせてみるのみ。みなさんも是非試してみてください。じぶんの体臭を否定する必要はありません。じぶんの体臭ならではの、魅力的・魅惑的な香りを、創造してみましょう~。(^^)


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