香港 & シンガポール旅行記 (2)シンガポールで香りと食を楽しむ編
シンガポール日記です(ちょっと匂いオタクっぽいです)
何度目のシンガポールでしょう。10回以上来ています。
1995年、マレーシアに短期ホームステイしたときに、シンガポール経由でマレーシアに入ったのが、初めてのシンガポールでした。
(じつは学生の頃、マレー・インドネシア語を勉強していたのです。)
そのときには想像もしなかったような発展を遂げたシンガポール。
綺麗で快適。清潔でお洒落。
(ついつい香港と比較してしまいます・・・)
さながらアジアのN.Y.。いや、東洋と西洋がうまくミックスしているこの文化は、
ハーフの息子を持つ私にとって、未来をかいま見せてくれるものであり、
希望そのものでもあり、
きっとオランダの次に縁のある国です。
AirBで取った宿にメトロで向かいました。
お洒落でノスタルジック、しかも静かなTion Bharu エリアです。
私のクライアントのひとりが、このエリアの仕掛人でして、
そんな馴染みがあります。
真夏の陽射し。暑いけど、お腹が空いてたので、まずは
ホーカーズ屋台フード。ハイナン・カレー、とても美味しかった〜
でも物価が高くなっている・・・屋台フードなのに、円換算すると、ドリンク込みで900円?!
5年前の3倍くらいの感覚です。20年前からすれば10倍。
お気に入りのアラブ・ストリート・エリアへ向かい、とりあえず Haji Lane でビール。
これも1本1000円超えます・・・ ^^;
馴染みのパフューム・ハウス巡りです。
エジプト製パフュームグラス。私もコレクションしてるし、アトリエで提供しているのですが、
どうやら最近入手しにくくなっている模様(作り手の減少?)で、価格高騰中のようです。
このクオリティのものは、一昔前のもの。
またエジプトに行かなきゃなあ・・・。
ふと漂ってくる沈香の香りを辿っていくと、来たことのない香木ショップに辿りつきました。
↑グラム4ドルの安い香木
店主は翌日からカンボジアに向かい、木を切るとのこと。
こういう人が世間に存在するというのは知っていたが、実際に知り合うのは初めて。
私が香りの世界の人(しかも英語できるジャパニーズ)と知って、
次々と高い香木を贅沢に焚く店主・・・
ちょっと、やめて! 日本ではそれを、5mm x 5mm x 1mm 角に割って、
香道というしきたりに従い、丁寧に焚くんですよ・・・とはとても言えない。
沈香木は、石垣島にも生えているはず。熱帯雨林なので。
あるいはプランテーションだってできる気候。
林業の知り合いも多いので、何か新しい価値創出ができるかな〜? なんて思ったりして。
私が沈香の精油を抽出する技術を持っていることを知るや否や、店主:
「これを7.000ドル(50万ちょい)で買わないか? 一昔前なら、25.000ドルだったのだけど」
ちょっと心が動いた私は、オタクです・・・。
↑抽出向きの沈香木、と勧めてくれた・・・。Malinau。マニアな世界。
夜は、近所の屋台フード。チキンのマンゴー炒め。絶品でした・・・。
宿は、むかしむかし、華僑の旦那たちがミストレス(愛人)を囲って住まわせたエリアにあるのです。
そのロマンチックな雰囲気に浸りながら、眠りました。
・・・・
翌日。お仕事の本番です。
まずは近所の屋台フードにて、朝ごはん。
みんなが並んでるので、並んでみた(笑)
30分もかかったけど、美味しかった・・・じゅるじゅる。ワンタン麺、3ドル。これは納得。
その後、とある銀行と会社に向かい、野暮用。ミッション・コンプリーテッドです。
その途中、目にするパフュームハウスはことごとくチェック!(笑)
↑Mt. Sapola の、紙でできたディフューザー。
香料にインクがしたためられている。こんな感じに、紙を使ったインスタレーション、いつかやりたいなと思っていたけど、商品に先超されるとは・・・汗。やるなら、半端ないもの作らないと・・・。
夜は地元の友人が迎えに来てくれて、シンガポールの街をナイト・ドライブ。
そしてフレンチ系のレストランで、ディナー・デート。
とってもスウィートな時間を過ごしました♡
もともとは私の学生だった彼女の目がキラキラ輝いてて、美しくて。
女性の私でも見とれました(笑)
翌朝、チェックアウト。エリア散策(というか、メトロ駅までの道のりを楽しんだというか)。
素敵な子ども向けブック・ショップ↓ また子ども産んだら、ここに来て大量に本を買いたい。
荷物を預けてから、Bugisエリアでチキン・ライス。地元のお友達のオススメ。
絶品でした・・・。その場で「おかわり!」と言いたくなった。
その後は、本屋巡りをして、
国立図書館で本を読みあさります。
英語圏の国にいけば、私は時間をみつけては本を漁ります。
インターネットにはない、人類共通の財産ともいえるknowledge(知識)がそこにある。
わたしの仕事が世界に評価されたシークレットは、実はここにあると思います。
いろんな英語の本から、独自に情報を仕入れ、統合しているのです。
そんなこんなでカッコつけたりしましたが、
ちゃんとショッピングも楽しみました!
Utopia という、「伝統+モダン」系のデザイナー・ショップで、ワンピースを2着仕入れてしまいました。衝動買いです。今まであまり着ることのなかったピンク系統。
私がピンク?と思いながら、そのワンピースを石垣に戻ってから恐る恐る着てみると、「誰かと思った〜!」「あか抜けたなあ」と言われ続け・・・
やはり、3月末の仕事でえるぅかちゃんの「エロスワーク」WSをホストしてから、雰囲気が変わったようです(笑)
メトロでチャンギ空港まで向かいました。
ナイト・フライトで、しかも途中香港乗り換えだったので、睡眠不足で成田空港に着きます。
その2時間後、アムステルダムから息子が到着。
母のkiss & hug の嵐から逃げ回ってました(笑)
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