2016/04/04

香港 & シンガポール 旅行記 (1)「香る港」香港編


とあるビジネスパートナーから用事を頼まれ、香港とシンガポールへ。

ひさびさの(半年ぶりの)海外。

まず、展示やWSでもないので、

とても気が楽です・・・♡

そして、子どもも犬も預けて、

シングルマザーの24時間労働から解放され、

独りのんびりできる希少な時間。


ここ15年間くらい、「ご縁がある(=仕事で呼ばれる)」ところに行くのがほとんどで

自ら望んで出かける観光旅行はまったくできませんでした。

出張に子どもを連れてっては「家族旅行」も兼ねてたりして。

(そんな子どもも可哀想ですけど笑)

今回もやはり出張なんだけど、

それでもプライベートにも楽しむ余裕のある

久々の旅行ですので、ウキウキ。

もうバリに行きたいとか、どこそこ行きたいとか贅沢言わなくなった私は

やはり若くはなくなったのでしょうかね・・・。


成田から香港まで4時間弱。

地図で見ると、石垣にはとても近い。

数日前、香港直行便ができるというニュースも出回りましたし

これからご縁がありそうな国です。

結果からいえば、

なぜ石垣にあんなにたくさんの香港人が観光に来るのか

そしてなぜあんなに「爆買い」していくのか

身を以て知る旅でした。



香港についてから、AirB で取った宿に電車で向かいます。

(脚が丈夫な限りはなるべくタクシー使いたくない)

メトロ駅を出たそこは、生地の問屋街で、ワクワク。


しかし。もらった住所に行ってもホストがいない。

どうやら住所が間違ってたようです。

ホストと英語でSMSでやりとりしながら(wifiつながらないので)

なんとか辿り着きました。

ここに、日本に AirB が広がらない理由がありますね。

もてなしという概念が通じない。


着いたフラットは、まあそこそこの広さですが

下水の匂いとか、階段の生ゴミ臭とか

日本人には信じられないような不潔さ。

はっきりいって、住む環境ではありません!

しかし、現地に住むイトコによると「上等」だそうです(笑)


少しまともに息を吸いたかったので

排気は我慢しつつ、道に面したカフェでコーヒータイム。

「ローズ・ラッテ」をオーダー。ほんのり甘くて、女性的な感じ。

最近、ピンクがマイブームなので、「やった♡」と小さくココロの中で叫ぶ私(笑)



お伴の本は「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」

著者は、国際線ファーストクラスのCA。

オランダ時代に親しくさせていただいた友人CAのことを思い出します。

(日本への愛いっぱいの彼女のブログはこちら

対人関係が苦手な私は、じつは彼女にとても憧れていて、

「今年こそは、彼女みたいな愛と品を持った女性になりたい」と正月に目標を立てて、ずいぶん経ちます(笑)

つまり、まだまだ達成できていないのですね・・・。

CAの仕事は、繊細でエレガントに見えつつ

どこかでリスク(緊急着陸とか)に対する備えを忘れないところがカッコいいです。

「制服着てフルメークで自宅待機の最中、旦那様にお酒を注ぐ」エピソードなど、

もうたまらないエロスを感じてました(笑)←私だけ?

話しは逸れましたが、

この本、女性にはとても読みやすいビジネス書です。

ファーストクラスCAのお仕事と、そのサービスを受ける創業社長

その双方のシンプルな習慣とコミュニケーション術を知ることができます。

メモによる情報整理術も知り、

記憶力の悪い私は、メモ魔になりました(笑)


夜はイトコと、その友人夫妻(日本人&香港人のカップル)と、「火鍋」。

香港に来たら、火鍋、だそうです。



↑ミル貝は、刺身→しゃぶしゃぶに・・・美味しかった!



↑竹笙 食感がカワイイ♡


イトコは香港でIT系の起業している「創業社長」

夜な夜な、家族親戚の話題から、石垣と香港、仕事の話しまで・・・

顔も似てるけど、生き方も似ているので(それを血筋といいますが)、

お互い、自分のことを聞いているような感じがして、苦笑い。


かれこれ15年くらい前にも香港に来たことあります。

そのときは、かのウォン・カーウェイの元カノの家に泊まったのです。

元カレの映画撮影現場に差し入れ持って行く彼女が愛おしかった。

そのときの香港、良かったな。原色の35mm映画のような世界だった。

今どうしてるのかしら。




翌日は、イトコの友人Gavin (香港人)が

若干31歳にしてコスメのOEM工場を経営しているとのことで、

見学させてもらいました。


試作実験室で、オリーブ油の乳化剤を見せてもらったり

オイルは抗菌かと思いきや実は違って、ココナツ油に胞子が含まれてて

肌に乗った瞬間にそれが開いて菌が〜みたいなオタクな現場のお話が聞けて

とても勉強になったなあ。

試作品は40度の保温室で3ヶ月置いておく、とか・・・。

遮光率の高いパフューム・ボトルもサンプルとしていただきました。

シビレます。オタク過ぎます(笑)

その後、奥様Yukoさん(日本人)も一緒に、手打ち小籠包と拉麺のお店でごちそうになりました。


聞くと、彼らは親と同居とか。

決してお金がないわけではない、若いふたりなのに。

その辺りに、香港の住宅事情が伺えます。

「お金を払いたい物件がない」のだそうです。

普通の2ルームの物件が20〜30万するというのですから。


この日の午後は、あるギャラリーに向かうべく、

対岸に渡るフェリーに乗って、ちょっと観光気分。


Popsy Room: 五感的な感覚をテーマにしたギャラリー。

経営的には、絵をテーマにして料理を作り、提供するレストラン。

オーナーには会えなかったけど、こんな試みを実際にやってる人がいるんだ〜と

いつかご縁がありそうですので、名刺を置いて来ました。




とにかく、賃貸料がめちゃくちゃ高い割には、どこもかしこも「臭い」街なのです。

煌びやかなビルの足下は、ドブネズミが走り回るようなストリート。

私の泊まった部屋も、見栄えはいいのに、臭いが最悪で、

においは写真に写らないという事実をあらためて認識させられました。

街の下水システムを整える前に急速に発展してしまったのでしょう。

ニンニクの香りや、蒸した竹籠の香りなどの芳香も

御飯時には楽しめますが、

早朝の散歩時は、最悪でした。生ゴミ臭・下水臭がすごい。

上水はどうだろうと、水を飲んでみましたが(煮沸してね)

思わず吹き出してしまいました!

史上最悪の味です!!! 水ではありません!!!

香港は「香る港」と書くんですけどね。

このあたりの「ストレスフルな生活環境」にも、人々が石垣に来る理由がありそうです。

↑早朝散歩で。清々しい写真だけど、じつは辺りがクサくて閉口してる。。。笑


香港人が石垣に感じている魅力はきっと:

・空気が美味しい。

・水が美味しい(もちろんスタンダードは人それぞれでしょうけど・・・わたしは島でも美味しい方の水を飲んでますし)

・街がふつうに清潔(=異臭がしない)

・すべてにおいて質が高い、美意識が高い

・物価が安い(感覚からいうと、香港は島の1.5倍以上ですね〜・・・時代が変わったものです)


キーワードは「日本の社会的な美意識」と直感で感じました。

私たち日本人には、当たり前すぎてわからないこの

「日本人としての清潔感」「美意識」「倫理」そして「もてなしの心」

どれもこれも、外に出ないと、まったく認識できませんね。

そのエッセンスが、SONY、MUJI、UNIQLO などの、海外進出で成功してる日本企業に表れている。

たまたま今読んでいる前出の本にも、通じるところあるな〜と思いました。

石垣は、あの美しい海と、山、空気、水、

伝統文化、そして島の「もてなしの心」の美学を

意地でも死守しないとですね!

その他の、私のような活動は、二の次なのです・・・。


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