空蓮房

こんど7月のパヴィリオン的インスタレーションでコラボレーションする建築家、ヨコミゾマコトさんの作品、空蓮房をご紹介します。 http://www.kurenboh.com/



空蓮房とは、浅草にある長応院境内に建立された瞑想ギャラリーです。入り口はこのような感じ。


にじり口を進みまして、靴を脱いで空間に入りますと、このような絶妙な光と闇の空間に入ります。


ここでは壁の距離感があまりよくわからなくなり、自分の鼓動、足音が普段より大きく聴こえます。僅かな光と、手の触感を頼りに空間を探るのです。

 

ふだん私達が使っている知覚は、ほとんどが視覚。この空間では逆転し、他の知覚をより使います。

 

そして現実の世界へと帰って行きます。

瞑想ギャラリーだそうですが、この場自体がじぶんの普段の知覚の在り方を教えてくれます。

7月赤坂で発表する作品は、このような空間に匂いを要素として加えます。仏教的な、瞑想的な空間になるかもしれませんね。

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