SMELL x ILLUSION: メイキング
05.16.(日)
日本から帰国
05.17.(月)
・香料仕入れのため、レンタカーを借りて隣町のおなじみさんへ
・電話打ち 合わせ、タンクとコンプレッサーのレンタル会社
・電話打ち合わせ、CBK
05.18.(火)
・13:00 タンクとコンプレッサー到着、河岸に何となくみんなが集まったので、ボート会社とCBKスタッフ合わせみんなで打ち合わせ。コンプレッサー保存場所、380Vの電気をいつ借りてどう扱う か、など、公共上のセキュリティ問題を解決。パブリック・アート、サイト・スペシフィック・アートに常につきまとう問題なので、もう1ヶ月前からソリュー ションをリクエストしていたのだけど、結局はその場その場で決まるもんなのね・・・。その場で相談し、17:00にボートを借りてリハーサ ルできることに決定。
・13:00 アシスタント(オグザリス)到着、打ち合わせ
・14:00 香料をスプレーに詰め、どこでいつスプレーするかアシスタントと相談しながら決定。
・16:00 河岸に集合。コンプレッサー 1個とタンク270 liter 2個を、CBKスタッフの逞しい男性4人に河岸まで運んでもらう。コンプレッサーだけでも250kg ある。私はノータッチ、お姫様することに決めた。
・ここでインターラプション。ロシア人のダンサー登場、「ここは俺たちが今からリハで使うんだ。」とロシア人らしく押しが強い。その自信満々度に、じぶんが悪いことしてるかのように思ってしまうのは、日本人のかなしい性・・・。海外暮らしが長い私は、対処方法も学んだけどね。とりあえずネゴして縄張りを分け、それでも何とかならない場合はオーガナイザーに任せるのがいちばん。
・ボートを動かして、水の中に立っているコンセントから380Vの電源を借りる。それをコンプレッサーに繋ぐ。タンクにエアーを入れようとする が、なぜか5barで止まってしまう。困ってるうちに、頼もしいCBKスタッフがなんとか解決し、8bar まで入れることができた。まあこれだけあれば、なんとかもつか。
・ 17:00 タンクをボートに積み込み、固定。
・17:30 出発。計18の匂いを、45分間に渡って噴射。なぜか匂いが変わってしまうものや、濃度の調整が必要なものなど、いろいろなことが分かる。ボートマンから 風の方向なども習う。
・18:15 河岸に戻り、片付け。
・19:00 アシスタントOxalis(インドネシア人)と一緒にイタリアンのレストランで前祝い。
05.19.(水)
午前中、イギリスの Omega Ingredients から香料6つ届く。(懇意にしているフレーバー会社で、素材からひとつひとつ香料を抽出するその独自の技術力には絶大な信頼を置いています。社長さんは私のサポーターのひとり。)これらの濃度調整。
さらに午前中買い出し、午後抽出作業。
Speculaas spices: オランダ人の大好きなお菓子用スパイス・ミックス。
海の匂いを抽出したくて、日本から持って来た海藻類を使っていろいろ試行錯誤。結局 water base では匂いが薄い。アルコール抽出でなんとかなった。
こんどはBBQ チキンの匂いの抽出。
抽出後、濾しているところ。
そしてフライド・ポテトの匂いの抽出。じゃがいもを細かく下ろして、サンフラワー・オイルに味を染み込ませる。
ピザの匂いの抽出。
抽出後、濾しているところ。
いちばん左が、ピザの匂い抽出後。分離したところを見計らって上澄みの油分のみを取る。いちばん右のはBBQチキン。
火曜日の実験でビールの噴射はうまくいったから、他にも何かお酒類が欲しいとあれこれ物色。ウィスキーにしようか、ラム・コークにしようか、それともコニャックにしようか・・・
(しかしこれだけお酒のボトルが並ぶと、仕事してると言っても説得力がありませんね。)
洗濯物の匂いが欲しくて、オランダで汎用されてる柔軟剤 Robijn を使うことにした。太陽の匂い。
ロッテルダムの街角でふと匂う、スリナム系TOKOの匂いが欲しくなった。そこで近所のTOKOに行って魚の薫製を仕入れて来た。結果は「スモークサーモン」みたいな匂いになってしまったけどね。
05.20.(木)
引き続き抽出作業。そして、濃度などの最終調整。魔女の台所は大量のボトルでごった返して大変なことになっている。
「森」の匂いを調合中。噴射すると違う匂いになってしまい、あまりうまくはいかなかった。
ボート・ツアーのビデオを見ながら、匂いをイメージしつつ、噴射のタイミングと匂いの種類を決定。これが第1バージョン。
05.21.(金)
午前中ヨガ、ゆっくりと体と心をほぐして準備。
夜 19:30 premier!
日本から帰国
05.17.(月)
・香料仕入れのため、レンタカーを借りて隣町のおなじみさんへ
・電話打ち 合わせ、タンクとコンプレッサーのレンタル会社
・電話打ち合わせ、CBK
05.18.(火)
・13:00 タンクとコンプレッサー到着、河岸に何となくみんなが集まったので、ボート会社とCBKスタッフ合わせみんなで打ち合わせ。コンプレッサー保存場所、380Vの電気をいつ借りてどう扱う か、など、公共上のセキュリティ問題を解決。パブリック・アート、サイト・スペシフィック・アートに常につきまとう問題なので、もう1ヶ月前からソリュー ションをリクエストしていたのだけど、結局はその場その場で決まるもんなのね・・・。その場で相談し、17:00にボートを借りてリハーサ ルできることに決定。
・13:00 アシスタント(オグザリス)到着、打ち合わせ
・14:00 香料をスプレーに詰め、どこでいつスプレーするかアシスタントと相談しながら決定。
・16:00 河岸に集合。コンプレッサー 1個とタンク270 liter 2個を、CBKスタッフの逞しい男性4人に河岸まで運んでもらう。コンプレッサーだけでも250kg ある。私はノータッチ、お姫様することに決めた。
・ここでインターラプション。ロシア人のダンサー登場、「ここは俺たちが今からリハで使うんだ。」とロシア人らしく押しが強い。その自信満々度に、じぶんが悪いことしてるかのように思ってしまうのは、日本人のかなしい性・・・。海外暮らしが長い私は、対処方法も学んだけどね。とりあえずネゴして縄張りを分け、それでも何とかならない場合はオーガナイザーに任せるのがいちばん。
・ボートを動かして、水の中に立っているコンセントから380Vの電源を借りる。それをコンプレッサーに繋ぐ。タンクにエアーを入れようとする が、なぜか5barで止まってしまう。困ってるうちに、頼もしいCBKスタッフがなんとか解決し、8bar まで入れることができた。まあこれだけあれば、なんとかもつか。
・ 17:00 タンクをボートに積み込み、固定。
・17:30 出発。計18の匂いを、45分間に渡って噴射。なぜか匂いが変わってしまうものや、濃度の調整が必要なものなど、いろいろなことが分かる。ボートマンから 風の方向なども習う。
・18:15 河岸に戻り、片付け。
・19:00 アシスタントOxalis(インドネシア人)と一緒にイタリアンのレストランで前祝い。
05.19.(水)
午前中、イギリスの Omega Ingredients から香料6つ届く。(懇意にしているフレーバー会社で、素材からひとつひとつ香料を抽出するその独自の技術力には絶大な信頼を置いています。社長さんは私のサポーターのひとり。)これらの濃度調整。
さらに午前中買い出し、午後抽出作業。
Speculaas spices: オランダ人の大好きなお菓子用スパイス・ミックス。
海の匂いを抽出したくて、日本から持って来た海藻類を使っていろいろ試行錯誤。結局 water base では匂いが薄い。アルコール抽出でなんとかなった。
こんどはBBQ チキンの匂いの抽出。
抽出後、濾しているところ。
そしてフライド・ポテトの匂いの抽出。じゃがいもを細かく下ろして、サンフラワー・オイルに味を染み込ませる。
ピザの匂いの抽出。
抽出後、濾しているところ。
いちばん左が、ピザの匂い抽出後。分離したところを見計らって上澄みの油分のみを取る。いちばん右のはBBQチキン。
火曜日の実験でビールの噴射はうまくいったから、他にも何かお酒類が欲しいとあれこれ物色。ウィスキーにしようか、ラム・コークにしようか、それともコニャックにしようか・・・
(しかしこれだけお酒のボトルが並ぶと、仕事してると言っても説得力がありませんね。)
洗濯物の匂いが欲しくて、オランダで汎用されてる柔軟剤 Robijn を使うことにした。太陽の匂い。
ロッテルダムの街角でふと匂う、スリナム系TOKOの匂いが欲しくなった。そこで近所のTOKOに行って魚の薫製を仕入れて来た。結果は「スモークサーモン」みたいな匂いになってしまったけどね。
05.20.(木)
引き続き抽出作業。そして、濃度などの最終調整。魔女の台所は大量のボトルでごった返して大変なことになっている。
「森」の匂いを調合中。噴射すると違う匂いになってしまい、あまりうまくはいかなかった。
ボート・ツアーのビデオを見ながら、匂いをイメージしつつ、噴射のタイミングと匂いの種類を決定。これが第1バージョン。
05.21.(金)
午前中ヨガ、ゆっくりと体と心をほぐして準備。
夜 19:30 premier!
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