「和」なトイレット・ペーパー

実家の近所のドラッグ・ストアで発見! 



なんと緑茶の香りがするそうです。ヨーロッパのトイレット・ペーパーは、強烈な花の香りがするものですが、トイレで緑茶の匂いを嗅ぐというのもどうなんでしょう。「トイレで緑茶」というその感性こそがJAPANそのものといえるでしょう。

もうひとつご紹介。
ご存知ですか? オトコ香る チューイング・ガム

オジサン年齢になり、加齢臭が気になったら、これをかんでカラダ全身からローズの香りを漂わせよう・・・というもの。「ローズの香り」というところが、若い女性をターゲットにしているのがミエミエで、微笑ましくもあります。カネボウ・フーズ=現クラシエ がリリースしたその当時、この開発物語を読んで実におもしろいなあと思っていたのですが、友達のカレが偶然この会社の方のようで、サンプルをたくさんいただきました! さっそく実験させていただきます・・・ 実験台、誰にしようかなあ。

まだまだネタはあります。
南仏グラースの調香師養成学校で一緒だったアッコちゃんとこの前一緒にランチをしました。彼女は東京駅付近の某デパートで、香水の販売員をしています。

「日本人て、石鹸の香りが大好きなんですよ〜 ヒット商品はコレです」と嗅がさせていただいたのは、クロエ。やっぱり石けんの香りがする〜・・・ 清潔なイメージを大事にする日本女子ならではという感じです。

そういえば日本で違和感を覚えたことがあるのが、赤ちゃん用の紙オムツ。日本の紙オムツは消臭効果がいかにも高いようで、赤ちゃんがウンチをしても全く臭わないのです・・・ いや、赤ちゃんのソレがきれいだから、とかそういう問題ではありません。普通の紙オムツであれば、たいていその臭いから糞尿の有無くらいはわかるものです。

トイレでは緑茶の香りを楽しむ。男はガムを噛んでローズの香りを、女は石鹸の清潔な匂いを漂わせる。赤ちゃんのオムツは臭わない。おもしろい国ですね。

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