一年の締めくくり〜会計作業〜


 夏日です。座ってるだけで、じわじわ汗が、、、そんな陽気です。今年は少ないけど、冬場でもちょくちょくこんな日があり、文字通りプライスレスです。愛犬の長めの散歩。

きょうは急遽supでも行こうかなと考えたけど、会計作業の途中だし、いまガールズデイ(笑)なので、無理しないでおきます。

会計作業すると一年がわかります。コロナ禍というのに結果的には海外プロダクションも2本あったので、例年以上に忙しかったのが、数字でわかります。プロの芸術家になったということをひしひしと感じます。

喜ぶべきかどうか、コロナ禍により、通信教育の事業も大きく成長しました。生徒数は倍増。もともと息子の看病で石垣島を離れねばならなかった4年前、場所を問わずに稼げるようにしないと、と必死に焦りながら考えて始めたこと。それがこの状況で生きてくるとは、、、。

そのあたりの3年弱は、看病につききりで仕事もできず、しかもシングルマザーで、金銭的にも精神的にも瀕死の状態だった。叔母が残してくれた遺産を切り崩して生活していました。叔母は生涯独身で子供もいなかったので、わたしに少しの生命保険を残してくれたのです。

オートクチュールのファッションデザイナーだった叔母。バブルが終わった時のビジネスの収斂を間近で見たのも、良い勉強になりました。

つまりわたしはアーティストという、所詮は「水商売」を貫くに当たって、コロナ禍に完全に備えていたとも言えます。時代や環境は、いくらでも変わる。なので、一足の草鞋ではなく、常に何足も履いておく。そしてどこまでも柔軟に履き替える覚悟ができていたのだと思います。

いま苦しんでいる方。どうか自暴自棄にならずに、これを学びとして、新しい未来もぜひ考えてみてください。きっと、きっと、この経験は生きてきます。いまは、見えません。でも、きっと後に、思えばこれが起点だった、と思えるような未来がやってきますから。











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