ラットの死骸はホワイトムスクの香り?!

1年くらい前の話です。

ロッテルダムの匂いの話題になったとき、ある友人がこう言いました。

「ああ、そういえば最近、あのトンネルの出口のところ、ものすごいムスクの香りがするだろ。ラット(どぶねずみ)の死骸さ。嗅いだ?」

その当たりは、いつも息子を送り迎えする通学路なので、気づいててもおかしくなさそうでしたが、特に心当たりがありませんでした。いつも自転車だからでしょうか。

そんなことより、まさかラットの死骸がムスクの芳香なんてことはないだろう、まったく彼もロマンチストだなあ〜 なんて思っていたのです。

ところが。

今週月曜日でしたでしょうか。
息子を迎えに珍しく歩いて行きました。

例のトンネル出口付近に近づいた頃。
おっと、ふと眼下にラットの死骸が!

気持ち悪い!
でも踏まずに済んだ。セーフ。

とホッとしていると・・・
・・・プ〜ンと、芳醇な香りがしてきました。

・・・あ、ホワイトムスクだ・・・

彼の言っていたことは、本当でした。
今週2回ここを通りましたが、2回とも同じ匂いでした。

って、そういうもんですか? 私が知らなかっただけ? 
専門家の方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいです。

その辺りは、線路の下をトンネルが通ってます。線路沿いにはずっと木や草が生い茂っていますので、ネズミの住宅地であっても不思議ではありません。想像するに、ネズミの死骸が枯れ葉や土などにより発酵分解され、このような匂いが立ち上るのでしょう。寒すぎず暑すぎず、発酵にはちょうどいい気温です。

カメラは持っていたのですが、写真は撮れませんでした・・・。

コメント